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それでも続く僕らの日々に

言葉、言葉、言葉

言葉、
「Number」2016年8月10日発売号の編集後記

拝啓 清原和博

1985年の夏、高校一年の私は父のクルマの中で編入試験の合格発表を待っていました。ラジオからPL対宇部商の中継が流れています。

「ここでキヨハラが打ったら、俺も受かる……」。

次の瞬間、あなたはホームランを打ちました。甲子園はキヨハラのためにあるのか。

次の打席も、あなたはホームランを打ちました。以来、あなたのホームランに、一体どれだけ励まされつづけたことか。

今回、PL時代にあなたが甲子園で打った13本のホームラン、その対戦相手すべてに話を聞きました。みな、あなたと真剣勝負をした記憶と、あなたと同世代に生きたことを誇りにしておられました。あなたが野球に帰ってくるためにできることはないか考えておりました。

この特集記事は、あなたに励まされつづけた私たちからのプレゼントです。

あなたが、再び小誌の誌面に登場する日が来ることを私は信じています。