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それでも続く僕らの日々に

たどりついた年末に

ようやく年末。
ここまでたどりつけたのは偶然の積み重ね。
途中で、倒れていてもおかしくなかった。
そんな一年の終わり。

遠くで拍子木がなっている。
糸魚川の大火で避難されている人たちに物資は届いているのだろうか。
心を消して、感性を殺していなければ、こなせないような日々。
心のない日々。
麻痺させて、ここまでたどり着いた、それを生きたと言えるのか。

例えば本。
仕事で読んだ本はいくつもあるが、自分で読んだ本は何冊あったか。
そして人。
どれだけの人と、出会えたか。
発見、財産、熱を受けた時間はどれくらいだったか。

生きているのに、生きたいと日々思い続ける混乱。
断ち切りたいと思いながら、断ち切ろうとする自分を責める自分。
投げ出すなと、逃げるなと、無責任だと。

そしてもう一つの声が問う。
それでは、自分の人生の責任は誰が取るのかと。

今年読んだ本。いくつか。
文学、小説、詩。
社会学、ジャーナリズム。
ノンフィクション。

微熱を感じたのはこの1冊。
柳澤健の「1974年のサマークリスマス 林美雄パックインミュージックの時代」
TBSラジオの、深夜放送とリスナーと、文化と社会が熱かったあの頃。
荒井由実松任谷由実)、石川セリ、懐かしい名前。