radio station

それでも続く僕らの日々に

患者

寝て過ごす
休むことだけが出来ること
焦るし混乱もする
仕事のように命じて休むのみ
患者としての日常

買い物

買い物でスーパーへ。
地下の食品売り場、
その惣菜売り場で息が詰まる。
お弁当、お惣菜、山のように。
調理された、食べ物たち。
ちゃんと全部売れるのだろうか。
売れ残ったら廃棄されてしまうのか。
捨てられる映像が浮かび、
なぜか捨てている自分が浮かび、
苦しくなる。
スーパーを出てファミレスへ。
作るのをあきらめ、外食で済まそうか。
メニューを見れば、どれもとても安い。
こんな安くて大丈夫なのだろうか。
働いている人の時給は。
働いている外国人たちの姿が浮かび、
なぜか彼らを使っている正社員の自分が浮かび、
くるしくなる。
ぐったり疲れて、外へ出る。
そうして今日も酒を飲む。

書店

書肆侃侃房15周年、
記念のフェアをしている書店。
素敵な、
夢のような、
涙が出る、
空間。
言葉を発し続ける人、
それを届け続ける人。
あふれる、
言葉と、
それを助ける人々の熱。

今日も泣いた
昨日も泣いた
喫茶店で
居酒屋で
ファミレスで
泣いたというのは
少し違う
不意に涙が
何もないのに
突然
音がした
懐かしい音
それだけで
流れる涙は何か
そしてまた酒
遠くで聞こえる
誰かが叫ぶ声

新年

言葉を忘れた僕たちは
今年も言葉を失い続けるのか
今年は言葉を手に入れるのか
帰りたいという思いを捨てて
懐かしい未来に向かって行く
後ろ向きではなく、未来へと

不眠

眠れず、目が覚めたまま、
もう8時間も、動けずにいる。
頭が混乱して、割れそうだ。