radio station

それでも続く僕らの日々に

死にそうな恐怖感
不安感
追いかけてくる
振り払うために酒を飲む

酔った頭で
昔の競馬仲間の名前を探す

軽い気持ちで

出てきたのは
海外拠点会社の社長

あれから20年

今朝の出来事を思う
異才
しかしやくざな人物の生
そこにいる20年

それなりに費やしたもの
失ったもの
賭けてきたもの

その差

後悔は20年前の出来事ではなく
20年間という年月
その時間

再び恐怖感

今はただ
静かな部屋で
心臓の音が聞こえる

亡くなって4年
その歳月

消えた肉体
消えぬ記憶

今日も酒を飲んでしまった

むしゃくしゃしてやった
だれでもよかった

これに違和感を感じるか
これで何かを感じるか

だれでもよかった

自分以外の誰もが対象となる
疎外感、拒絶感、その闇

許されない犯罪と
それを生み出す
見逃されている犯罪と

次の悲劇をなくすために
必要なことは

人生はささやかなものの積み重ね
ささやかなものを
ささやかに
生きる
涙しながら

患者

寝て過ごす
休むことだけが出来ること
焦るし混乱もする
仕事のように命じて休むのみ
患者としての日常

買い物

買い物でスーパーへ。
地下の食品売り場、
その惣菜売り場で息が詰まる。
お弁当、お惣菜、山のように。
調理された、食べ物たち。
ちゃんと全部売れるのだろうか。
売れ残ったら廃棄されてしまうのか。
捨てられる映像が浮かび、
なぜか捨てている自分が浮かび、
苦しくなる。
スーパーを出てファミレスへ。
作るのをあきらめ、外食で済まそうか。
メニューを見れば、どれもとても安い。
こんな安くて大丈夫なのだろうか。
働いている人の時給は。
働いている外国人たちの姿が浮かび、
なぜか彼らを使っている正社員の自分が浮かび、
くるしくなる。
ぐったり疲れて、外へ出る。
そうして今日も酒を飲む。